日間賀島の南側、崖の上に「かちま荘」は、建っています。崖の上の生活。どんな感じなんだろうと思っている方に、崖の上ならではの、生活をご紹介します。
景色は抜群、すぐ下は海
窓からの景色は最高です。見下ろすと、すぐ下に海があります。海の上にいるような感じがします。
部屋から見ても、目の前が海。海。海。
港から、坂を上らなければ来れない。
日間賀島でも、高い位置なので、港から坂を上らなければ来れない。もしくは南の道から、長い階段を上るルートもあります。(真ん中の坂を上るルートの方が、近道です)
かちま荘の前にも坂があり、猫も毎日、上り下りしています。
坂・階段が多いのはたいへんですが、坂・階段ほど体にいいことはないらしいですよ。坂の多いところに住んでいるお年寄りは、元気で長生きしている人が多いそうです。
ただ私達は、もっぱら車やバイクを利用しているので、もう少し歩く必要ありますね。(笑)
玄関が2階になっている
崖の上に立っているので、玄関が2階になっています。ここから階段を下りていくと、料理処かちま荘の個室と、かフェまりんぶるーがあります。
冬は日の出が見える
冬は日の出を見ることができます。毎年、元旦の日の出は、家の中から見ています。贅沢ですよね。
冬は日が落ちるのも見える
日が落ちる瞬間は、ムードがあって、すごくいい感じです。
台風の時は、半端ない風が吹く
台風の時は、半端ない風が吹きます。台風のひどい時は、大抵何かが飛ばされます。今まで、瓦を飛ばされたり、屋根が捲れたり、網戸が飛んだり、色々被害がありました。
台風の前は、雨戸をやったり、飛ばされそうなものをしまったり、風よけの網を張ったり、台風を迎える準備が大変です。台風の時は、何があろうとも一歩も外に出られません。
一番ひどい時は、納屋が飛ばされてしまいました。
崖の上では、台風の時、吹き上げの風が崖にぶつかって登ってくるので、サッシの間からも雨が吹きあがってきます。そういう時は、バスタオルなどでふさいで対処します。
台風後の後片付けも大変です。風でそこら辺の草が飛んできて、くちゃくちゃです。また、潮風であちこち塩だらけだし、青々と茂っていた葉っぱ類は、塩のため、いっぺんに枯れてしまいます。
冬は暖かく、夏は涼しい
南側なので、冬は日が当たりポカポカです。天気のいい日なら、暖房を入れるより、日の当たるところにいたほうが暖かいです。
夏は太陽が高いので、日が当たらないし、昼からになると海からの風が吹いて、すごく気持ちいいです。
隠れ家のようです
港からは離れているし、崖の上にあって、行き方がわからずに迷ってしまうお客様が、時々見えます。
知らずに通り過ぎてしまうお客様も見えますので、「たどり着いた方は、勇者だね」というところから、かちま荘前の坂は勇者坂としております。
混んでいない穴場
だからこそ、混んでいない穴場。といえます。今のコロナの時期には、混んでいない方が好まれるようなので、是非お越しください。かフェまりんぶるーの方は、予約なしでもランチ食べれます。
料理処かちま荘は、完全予約・個室制です。どちらも料理の方は、こだわりすぎてるぐらい手をかけて心を込めて、作っておりますので、ご安心ください。
忘れ物を上から投げることもある
港に着いてから、忘れ物に気づいた時、時間がないと、崖の上からポーンと投げて、下で受け取るという、荒業をすることもあります。
カフェを始める時、この崖を利用して、ロープみたいなもので下にジュースなどを下ろして販売する方法がないかと、真剣に考えたくらいです。(結局、いいアイデアが思いつかず、普通のカフェになりましたが)
トンビが飛ぶのが見える
トンビが、優雅に飛んでいるのが見えます。トンビが飛んでいる姿は、絵になります。「この大空に翼を広げ、飛んでゆきたいよ~♪」という歌が歌いたくなります。
ただ、トンビは、日間賀の人も、時々、食べ物を持っていると、とられたりするので、要注意です。ですから、餌付けすればできるだろうけど、しないようにしています。
耳をすませば海の音
耳を澄ませば海の音がする。波の音。水の音。船のエンジン音。汽笛の音。鳥の声。音は、下からの音がよく聞こえるようで、海の色々な音がする。
上からの音は聞こえにくいので、ここで、大きい音で音楽を聴いても、歌を歌っても、騒がしくしても、近所迷惑になりません。かフェまりんぶるーで、演奏したり、歌を歌ってもいいですよ。
最後に
崖の上の生活、なんとなく伝わりましたか?とにかく、都会で暮らすことを思うと、不便かもしれないけど、のびのびと暮らしていることは確かだと思います。
また、たーこブログで、崖の上から日間賀島の風届けます。ご覧いただいて、ありがとうございます。
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