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日間賀島 たぬきの置物がなぜか多い 幸せの狸の置物の意味解説

日間賀島は、旅館民宿やお食事処がたくさんあります。そのせいか、たぬきの置物があちこちに飾ってあります。

今回はそのたぬきの置物を探すという、もう一つの日間賀島の楽しみ方と、8つの幸せをもたらすという狸の置物の意味を、解説いたします。

まず、日間賀島の西港を下りたところから、真ん中の道を通るコースで、順番にご案内いたします。

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お食事処 乙姫 前のたぬき

まず最初に発見するたぬきちゃん。西港すぐ目の前のお食事処乙姫前のたぬきの置物。栄養が行き届いていて、ご利益がありそうです。

民宿やまに 前のたぬき

真ん中の道をさらに歩いていくと、やがて左側に、「民宿やまに」が見えてきます。その看板の下に、たぬき発見。

小さいたぬきが、2体いました。可愛いですね。

栄五郎寿司 前のたぬき

上り坂になりますが、もう少しその道を歩いていきます。やがて左側に栄五郎寿司があります。日間賀島で1件しかないお寿司屋さんです。ここの前にも、たぬきがいました。

大きいたぬきなので、目を引きます。人間ぐらいあります。日間賀島で一番大きいたぬきの置物なんじゃないでしょうか。

そして、玄関前にも、たぬき発見。

このたぬきさん、くつろぎすぎですよね。(笑) 店内にも、変わったたぬきがいるそうですよ。

料理処かちま荘&カフェまりんぶるー 前のたぬき

そして、その道をどんどん上っていくと、左手に「ぽんた」という居酒屋があります。その店内には、いろんなたぬきの置物がたくさんあるそうです。

そこを過ぎると右手に茶色の建物、スナックオクトパス。そこから右側に行く細道があります。そこで曲がり、癒しの宿「風車」の横を通って、自動販売機前の下り坂を下りてください。

料理処かちま荘とカフェまりんぶるーを営業している私たちの玄関の前にたどり着きます。そこにもたぬきの置物があります。

常滑焼のたぬきです。もう何十年も、見守ってくれています。顔が可愛くないというお客様も見えますが、見慣れてしまうとこの素朴さも意外と可愛いものです。

たぬきの置物を調べていくうちに、このたぬきさんも、最近ありがたく見えてきて、蜘蛛の巣が張っていたのを、きれいにふいてあげました。

中に入った入口のところにも、最近もらって、新しく仲間入りしたたぬきの置物があります。

一杯どうぞと、お酒を注いでいる夫婦たぬきです。ちょっと面白いでしょ。

サンホテル大陽荘 前のたぬき

もとの道に戻り、さらに真ん中の道を東へどんどん歩いていくと、中学校と小学校があります。そこを歩いているうちに、右側へ降りていく道があります。その道へ降りてすぐのところに、サンホテル大陽荘はあります。その玄関前にもあります。

常滑焼のたぬき。けっこう味わいのあるたぬきです。

大陽荘のバーベキューガーデン 入口のたぬき

もとの道へ戻り、さらに進んでいくと、十字路があるので、右に曲がり、曲がった坂の途中、右側にあります。入口付近に、たぬきがいます。

竹藪にたぬきも、似合いますね。まだまだこの他にも、日間賀島にはいろいろたぬきの置物があります。探してみてはいかがですか。(東港切符売り場内にもありますよ)

たぬきの置物が商売繁盛を招く理由

旅館や食べ物屋の前に、たぬきの置物を置くのは、商売繁盛を願って置くのですが、どういう理由からか、知っていますか。

そもそもたぬきは、古来よりお金の精霊として扱われてきました。それに加え、売り上げが伸びるように、他店を抜きたいという意味で、「他ぬき」(たぬき)というなまえが縁起がいいのです。

たぬきの置物1つで8つの幸運の意味

たぬきの置物を1つ置いておくと、8つの幸運が引き寄せられるそうです。これを八相縁喜(はっそうえんき)と言います。たぬきの置物には、1つ1つ意味があるのです。

1つずつ説明していきます。

・・思いがけない災難や悪事から笠が守ってくれる

・・大きな目はよく見えて、気を配ることができます。お客様の気持ちを考えて商売ができるように

笑顔・・笑顔の大切さを教えてくれます。

通い帳・・昔はツケにすることもあり、通い帳につけていました。お客様との信頼関係が築けるようにという願いが込められています。

とっくり・・飲食に困らないようにという意味があります。また、漢字で「徳利」と書き、善行を積むことで商売繁盛につながるという意味もあります。

しっぽ・・太くて大きなしっぽは、体を支える安定感を意味しています。過程より結果が大切、失敗してもクヨクヨせず進んでいこうという意思を表しています。

・・太っ腹で小さなことに動じず、腹を据えていきましょうという意味。

金袋・・自由に使えるお金が増えますようにという意味。

信楽焼と常滑焼の違い

信楽焼とは、滋賀県甲賀市信楽町周辺で作られています。陶土に木節(きぶし)実土(みづち)蛙目(がいろめ)などの粘土や原料を合わせて練るため、コシが出て、肉厚な焼き物や、大きな焼き物を作ることができます。

細かい石粒を多く含む粗目の素地は、焼き上げると赤褐色になり、耐火性が高いのが特徴です。

常滑焼とは、愛知県常滑市周辺で焼かれる炻器。薬を用いない焼締(やきしめ)による焼き物が特徴。鉄分を多く含み、低い温度でも焼締まる性質があるため、大きな焼き物を作ることができます。

たぬきの置物巡りを終わって

何気なく見ていたたぬきの置物。よくよく見ると、それぞれ違っていて、個性があって、なかなか面白かったです。

それから、たぬきの置物には、1つ1つ意味があったんですね。それを知ってから見てみると、また面白いものがあります。

とっくりに丸八マークがついていたのも、8つの幸運がありますよって言う意味だったんですね。(丸八と言えば、名古屋なので、名古屋出身のたぬきだと思ってました。(笑)

とにかく、たぬきの置物に対して、さらに愛着がわいてきたのではないでしょうか。また、8つも幸福を引き寄せるなんて、素晴らしいですよね。何年も何年も愛されてきたわけが分かりました。

また面白いものに注目してブログを書いていきたいと思います。また、たーこブログで、お会いしましょう。

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