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海の風に吹かれて 不器用な恋・キュンとする恋心  日間賀島 詩№8

色々な恋の形がありますが、キュンとする気持ちは、大切にしたいですね。海の画像をバックに、海の風と共に、いろいろなパターンの恋の詩を送ります。

不器用な恋・心温まる恋・キュンとする恋。どこにでもあるようなワンシーンを切り取りました。どうぞ。

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その1 まじめ過ぎる人へ

昔から言葉にできない分
バカが付くぐらい 誠実だよね
こんな愛し方してくれる人
他にいないね
私から言うね
「大好きだよ」

その2 天使みたいな君へ

大きな目をくるくるさせて
風に髪をなびかせる
海の光がキラキラと反射して
君がまぶしい
ふわっと風が吹いた瞬間
背中に羽が見えた気がした
君はただ いつもと同じ
笑っているだけなのに

その3 恰好を気にしないあなたへ

頭いいくせに髪の毛ボサボサ
ルックスも悪くないのに
シャツよれよれ
優しさはピカ一だけど
ちょっと変わってる
けれど私だけは知っている
本当のあなたはすごくかっこいい
私だけ知っていればいい
未来のアインシュタイン君
私だけのヒーロー

その4 言葉足らずなあなたへ

ありがとうと絶対言えない
不器用なあなた
サプライズのプレゼントぐらい
ありがとうって言ってもいいのに・・
けれど顔がこの上なく幸せそうだし
私のSOSには
命かけても助けてくれるの
わかってるから
許してあげる

その5 無邪気な君へ

空一面が真っ赤に染まる
そんな夕焼けに出会ったら
次の日はきっといいことがある
そう言って君は喜んでいるけれど
僕としては
君がそばにいてくれるなら
明日も明後日も
いい日なんだけど・・

その6 一人だけの夜に

雨音が聞こえる
暗い海にも
雨が降り続けているのだろう
こんな日にはホットコーヒーが
なぜかおいしくて
ここにあなたがいてくれたらきっと
あたたかいんだろうなあ
思いっきり一人
静かに静かに時は流れ
こんな寒い夜には
あなたの声が聴きたい

その7 すぐ笑う君へ

いつも楽しそうに笑っている
君の側にいると
どうしてこんなに楽しいんだろう
そのくせ涙もろいから
テレビで感動しては泣き
誰かの話を聞いては泣き
まったく くるくると忙しいね
ぽっちゃりとした唇の子は
愛されるって言うけれど
僕は本気で愛しているんだよ
できることならば
いつも笑っていて
いつもそばにいて

その8 もうすぐ卒業 あなたへ

「おはよう」
窓から差し込む光に
教室がまぶしくて
ドラマのワンシーンみたいだ
なんだか現実感はないけれど
もうすぐ卒業
この陽だまりの教室で
たわいないことで笑って
ちょっとしたことでドキドキして
何気ない毎日を繰り返した
あなたへの恋心も誰にも知られぬまま
あなたを探すのも癖になってしまったのに
終わりの時がどんどん近づいてくる
もう少し
もう少しだけこのままで・・

その9 遠くにいるあなたへ

目のまえに広がる海は
あなたのところまで
つながっているのだろうか
この青い空と雲を
あなたも見ているのだろうか
会いたくても会えない
けれど
いつも想っている
気持ちはいつも寄り添っている
ラインでのやり取りは
文字列だけだけど
私の心も
電波となってあなたのもとに
飛んでいる

その10 同じ時を一緒に歩いてきたあなたへ

暖かな日差し
久しぶりに窓を開けてみる
波が静かに打ち寄せて風もまろやか
穏やかに春
時は確実に流れ
とどまっているものは
何一つない
今が永遠に続くと錯覚してしまうから
今を大切にするという
大事な事を忘れてしまう
結婚して30年 夫婦生活
振り返ればいろいろな事があったけど
でこぼこの道を
一緒に歩いてきた
一緒の時を過ごしてきた
同じように悩んで
同じように喜んで・・
そばにいてくれた
それが今考えると
一番、幸せだった
人間は、いつかは終わりが来るけれど
その時まで
もう少し一緒に歩いていきましょう
共通の思い出を もっともっと作って
そしてできるなら
毎日笑って
楽しんで
今を大切にして
生きていきましょう

海からの風が吹いて
穏やかに春
私たち夫婦も
穏やかに春

最後に

以前作ってあった恋の詩を集めてみました。ラストの詩は、今現在の詩です。

年とともにキュンという気持ちより、縁側でおじいさんとおばあさんが会話しているような穏やかな温かい気持ちになってきました。(笑)

ではでは、また、たーこブログでお会いしましょう。

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