日間賀島では、いろいろな鳥に出会えます。空を眺めるとたいてい、トンビか、カラスが飛んでいます。
他にも、カモメ・スズメ・ウグイス・つばめ・ゴイサギ・ヒヨドリなど、日間賀島で出会える鳥は、たくさんいます。順番にご紹介します。
まずは、いつでも飛んでいるトンビからご紹介します
トンビ
空を眺めると、優雅に空を舞っている鳥があります。羽ばたきもしないのに、気持ちよさそうに飛んでいます。「ピーヒョロロッロッロー」と鳴きます。
茶褐色で、大きい羽。これがトンビです。トンビは、くるくる回る上昇気流に乗って飛ぶので、こんなに悠々と、飛んでいられるそうです。
頭の上でトンビがくるくる回って飛ぶのは、スピリチュアル的にみると、運気が上昇気流に乗ってどんどん良くなるということらしいので、トンビが頭の上で飛んだら、「ラッキー」と思ってください。
ただ、日間賀島の住人でも、トンビに手に持っている食べ物をとられた人がいるので、お気を付けください。(急降下します)
トンビが低空飛行するとき、あまりの大きさに、圧倒されますよ。
詳しく知りたい方はこちらへ 日間賀島 トンビの謎 徹底解明 くるくる優雅に空をとぶ
カラス
全国どこにでもいますが、日間賀島にも、たくさんいます。カラスは黒い鳥の代表。頭がいいし、雑食なので、お気を付けください。
目を離すと、何でも食べてしまいます。日間賀島でも畑で野菜など作っている人がたくさんいますが、カラスとの戦いに頭を悩ませています。
カラスに見つけられると、何でも食べてしまいます。エンドウ豆・ミカンだけでなく、土の中のジャガイモや大根まで食べてしまうので、網を張ったりして対策しています。
時々、上空で、カラスとトンビがけんかしていることもあります。夜は集まって夜を過ごします。(集団ねぐらと言います)
かもめ
冬にはカモメの飛ぶ姿も見られます。海とかもめは、似合います。強風の時でも、カモメは、風に向かって飛んでいきます。
強風の時、カモメは、止まっているかのように、浮んでいるときがあります。可愛い外見と、一生懸命な姿についつい、ずっと眺めていたくなります。
高音で甲高い声で「キュッ キュッ キュ」という感じで鳴きます。
詳しく知りたい方はこちらへカモメが強風に向かって飛んでいる時、静止して見えるのはなぜ?
鵜の鳥
海を見ていると、海に浮かんでいる鳥がいます。ずっと観察していると、時々海に潜って、魚をとっています。
これが鵜の鳥です。たいていそのそばには、何羽か浮かんでいますので、探してみてください。
「グルルル」「グワワワ」とのどを震わせながら鳴きます。
詳しくはこちらへ日間賀島 海に浮かんで 潜って魚をとる 鵜の鳥の謎を探る
ゴイサギ
海岸で、たまに、大きな鳥がいることがあります。海をバックにじっとしているので、絵のようです。
これは多分ゴイサギです。日間賀島にも、鷺がいるんですよ。
ゴイサギは夜行性の鳥です。ですからあまり見ることができませんが、いつもは、首を折りたたんで短くしていますので、ずんぐりして見えます。
夜になると、「グワーッ」とカラスのように泣くので「ヨガラス」と呼ぶ地方もあるそうです。
詳しくはこちらへ日間賀島にいる夜行性の鳥 首が伸びるゴイサギの謎 徹底解明
コサギ
たまに日間賀島の海岸で、小さめの真っ白い鷺を見かけることがあります。これがコサギです。
全長60㎝位の小さい鷺。全身白色で、首が長く、脚・くちばしも長い、鷺の仲間。足の指が黄色く、くちばし・脚は黒色。
夏羽では頭に2本の長い冠羽が現れるのが特徴。集団で過ごし、林のコロニーを形成して繁殖する。
「グワォー」と、太い声で鳴きます。日中、活発に動き、飛翔時は首をS字に縮めて飛びます。
ウグイス
別名「春告鳥」 春の初めは、「ケキョ・ケキョ」と鳴いているけど、そのうち、「ホーホケキョ」と鳴きます。
かちま荘、西の竹やぶで、毎年鳴き声を聞かしてくれます。その近くが洗濯干し場なので、その時期、毎朝聞くことができます。
ウグイスが鳴くと、春だなあと感じます。ウグイスは警戒心が強いので声は聞こえても、姿を見ることができないと言われている通り、姿は、1回も見たことがありません。
オリーブ褐色の背中に、白い足が特徴的。スズメ目、ウグイス科、ウグイス属。
鳴き声解説
- 「ホーホケキョ」・・ひなのためにエサを運ぶメスに対して、オスが発する鳴き声。「縄張りに異状ないよ。安全だよ」と伝えている。繁殖期にしか出さない鳴き声。5・6月の風物詩
- 「ピヨピヨピヨピヨ」・・仲間に警戒を知らせるための鳴き声(谷渡り)
- 「チッチッチッ」・・普段のコミュニケーション
ヒヨドリ
灰色の羽毛。クチバシは黒くて、先がとがっている。ほほに褐色の部分があり、頭頂部は、冠羽。スズメ目、ヒヨドリ科、ヒヨドリ属。
日間賀島でも、時々見る鳥です。「ヒーヨ ヒーヨ」と甲高くなくところから、ヒヨドリと名付けられたらしいです。
飛び方は、数回羽ばたくと、翼をたたんで滑空するパターンを繰り返すため、波型になります。特徴のある飛び方です。
集団でやってきて、果実や作物を食べてしまうので、要注意。
セキレイ
頭から背は黒色から灰色。腹は白色。「チチン チチン」と鳴き、波型に飛ぶ。スズメ目、セキレイ科。
逃げない鳥と言われ、人を恐れない。
セキレイは、ホバリングが得意。また垂直に飛び上がって、空中にいる昆虫をキャッチするのも上手。
メジロ
目の周りの白い縁取りが特徴的。緑がかった背、暗褐色の羽。18㎝ほどの小さな鳥。雑食。スズメ目、メジロ科、メジロ属。警戒心が緩い。
お互いに触れ合うように並ぶ習性がある。ここから「目白押し」という言葉が出来たそうです。
「ピーチュルチー」「キュルキュル」「チーチー」と鳴きます。
つばめ
背は光沢のある藍黒色で、のどと額が赤い。腹は白く、胸に横帯がある。尾は長く切れ込みの深い二股形。スズメ目、ツバメ科、ツバメ属。
「チュピ チュピ チュピ ジー」「チュン チュピ チュン」と鳴きます。「ツピー」と鳴くときは、警戒を知らせる時です。
飛行に適した細長い体型。飛翔する昆虫などを空中で捕食し、水面上を飛行しながら水を飲む。
人家などに椀形の巣を作ります。つばめが家に巣をかけて、毎年来る間は、幸せな生活が続くと言われています。夫婦仲の良い鳥。(ただ、フンには困りますが・・)
日間賀島でも、よく見かける鳥の一つです。日間賀島は、夏前になると、ハネアリが発生して、大量に飛ぶ時期があります。
つばめが、やたら多く忙しそうに飛ぶ姿を見かける時、こういう虫が発生した可能性が高く、ツバメに教えてもらうことがよくあります。
つばめはこういうふうに、害虫を食べてくれるので、ありがたい鳥です。
また、ツバメが低いところを飛ぶと、雨が降るということを聞いたことはありませんか?これも、湿度が高くなると、虫が高いところを飛べなくて、低いところを飛ぶからだそうです。
それでつばめも虫を捕らえるため、低空飛行するんですね。虫を食べてくれるつばめに感謝です。
すずめ
おなじみ、すずめです。地上では両足で飛び跳ねて素早く移動「ホッピング」
「チュンチュン」と鳴き、団体で行動します。木の上や、電線にたくさん並んでいたりします。
冬には、丸々した、かわいいスズメが見られます。これを「ふくらすずめ」と言い、自分で羽毛をふくらませて、中に空気の層を作ることで、温かさを保つそうです。
ハト
ハトもどこにでもいますね。日間賀島でも時々みかけ、「クックークックー」「ゴロッポ ゴロッポ」と鳴きます。平和の象徴。
方角を知る能力や、帰巣本能があり、通信用の伝書鳩として使われたりします。
フクロウ
最近、夜になると、「ホー、ホー」と、鳴いている鳥がいます。姿は見えないけど、これは紛れもなく、フクロウです。
50年ごろ前、旅館かちま荘が南の崖の上にできたころ、周りに家がなく、夜になるとフクロウが鳴いていたという話を聞いたことがありますが、35年ぐらい前に嫁いできた時には、もうフクロウはいなくなっていました。
それが、最近になって、またフクロウの鳴き声が聞こえるようになってきました。フクロウの姿を一度見てみたいと思っています。
最後に
他のブログの写真は、すべてスマホで撮った写真を使ってますが、今回の鳥の写真だけ、O-DAN無料写真より掲載させていただきました。
鳥は撮影しようと思っても、すぐ逃げてしまうし、写真をとれても、ゴマぐらいの大きさでしか取れないので、ご承知ください。
日間賀島は鳥の宝庫です。いかがでしたか?恐らく、もっとたくさんの種類の鳥がいると思われますが、またわかったら、お教えします。
日間賀島にみえたら、鳥に注目して観光するというのも、面白いかもしれませんね。分かりやすいように、鳴き声も調べてみました。バードウォッチングしてください。
また新しい情報がありましたら、発信します。たーこブログでお会いしましょう。
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